ブランディングは筋トレのようなもの


インスタ映えする感じのブランディング!?


私がブランディング+デザインのお仕事のご依頼をいただく際、

「とにかく今流行ってる感じに素敵にして!」

「インスタ映えするようにブランディングしてほしい!」

という風におっしゃるお客様がいらっしゃいます。


たしかにデザインをする上で

流行や見た目の美しさは大切なものです。

日々デザインが進化する中で、

同じ値段、同じサービス内容なら

人は見た目が素敵な方に価値を感じてお金を払っていきます。


だからといって

流行っているデザインが

御社のサービスにピッタリ合うかはわかりません。


世間と自社商品のデザイン格差に

焦りがでてしまい訳もわからず

今流行っている感じのデザインをとりあえずで着せてしまっては

せっかくの商品の長所を無駄にしてしまう恐れがあります!

ブランディングは筋トレのようなもの


焦りが出た時こそ

見つめ直してほしいことは

前回の記事でも書いた「誰のための商品・サービスか?」、

そして「他社に負けないポイントは何か?」です。


目先の見た目だけではなく

商品の個性をきちんと見つめ直すことが大切です。


華々しく仕上がったデザインや広報をスポーツの試合当日に例えるとしたら、

ブランディングはまるで地道な筋トレです。

「誰のための商品・サービスか?」・「他社に負けないポイントは何か?」

といった個性があって、

その個性を伸ばすために最適な筋トレ(ブランディング)を積み重ねて

試合当日(デザインアウトプットや広報)を迎えることができるのです。


ブランディングを始める前に より効果的な個性の見直し

個性が定まっていない状態では

どのようにその個性を伸ばしていいかもわからなくなってしまいますから

ブランディングしなきゃ!と焦ってしまった場合は、

まずは自社商品の個性を見つめ直しましょう!

今回ブランディングをスポーツに例えてお話ししましたが、

かくいう私はスポーツ音痴なのです。。。

ホットヨガでもはじめようかと思う今日この頃です。

フリーランスデザイナーが ブランディングを考えるブログ

武蔵野美術大学にてプロダクトデザインを学び メーカーにてデザイナー、商品企画、ディレクターを経て、 現在はフリーランスのブランドプランナー、グラフィックデザイナー、 また一般財団法人コペンカレッジにてデザイン講師として活動中。 そんな​ フリーランス大後(だいご)が ブランディングを考えていくブログです。 ​ ブランディング以外にも 趣味のトロンボーンや落語、ジオラマの記事なども。

0コメント

  • 1000 / 1000